【アレルギー】アトピー改善した話【体質改善】

1年位前に、夢を見ました。

 

・・・真っ暗な空間。

僕はなんだかよくわからない生物を見下ろしています。

その生物が突然「退屈すぎる!!」と叫びます。

「こんなに平和じゃ暇すぎる! 元気がありあまっているから僕も何か仕事をしよう」と言って、何やら仕事を始めました。

すると急に目がかゆくなり、鼻もぐじゅぐじゅしてきました。

その生物は外からの異物が侵入してくるのを防いだり、体から排除するのが本来の仕事ですが、あまりに暇すぎて、それほど害の無いものにまで反応しはじめたようです。

「あぁ、これが花粉症やアレルギーの正体だったんだ。。。」

と思ったところで、目が覚めました。

 

何の脈略もなく、突然こんな夢を見ました。

前もってテレビや本や新聞から情報を得ていたわけでもなく、普段そんなことを考えたこともなかったけど、突然。

でも目が覚めて、「たぶんアレルギーってそういうことなんだ。。。」と妙に納得。

 

 

◆症状

僕は花粉症は持っていないけれども、アトピーを持っています。

体の内側からかゆくなってきて、1日、2日遅れて内側からぶつぶつと斑点が表面にあがってくる。それから表面に赤いぶつぶつが広がって、出血してかさぶたになって、しばらくしたら良くなって、、しばらくしたらそまた体の内側からかゆくなってくる・・

保湿やひどい時はステロイドなんかも使いながらですが、良くなったり悪くなったりの繰り返し。。

 

「原因は食べ物かな?」と思い、ここ1年、油だったり、塩分だったり、お菓子だったり、アルコールだったりを制限して、様子を見てみてました。

若干よくなると「やっと原因が見つかった!?」と思ってその物質をさけてみても、しばらくしたらやっぱりまた痒くなってくる、、その繰り返し。。

 

 

◆きっかけ

きっかけは人間ドッグでの検診です。

肝機能の数値が若干悪くなってました。

肝機能の低下がアトピーを悪化させてるのかも!?とか思って病院に。

お医者さんに聞いてみたら「この数値はそこまで気にするほどじゃない」とのこと。

それから良くなる方法を聞いたら「やっぱり、適度な運動をするのと、健康に良い食事を心がけることだね」と言われました。

・・・はい、はい、いつものやつね。。運動と食事、万能な言葉だな。。

とか思いながら帰路につきましたが、今日お医者さんはじっくり話しを聞いてくれて、思ったことをきっぱり言ってくれました。ネットやテレビでも口をすっぱくして運動や食事を勧めてくるし、もしかして本気でやれば効果があるのかもしれない。。。

ということで、モノは試しと、体質改善にトライしてみました。

 

◆やったこと

①食事の量の制限

②ジョギング(1~2kmをのんびり、週に4回以上)

この2つをやるようにしました。

 

②のジョギングは、手軽にできる運動ということではじめました。定期的にできて、長続きできそうな運動なら何でもOK。

そして①の食事制限。これまで特定の物質を避けたりはしていたので、今回は絶対量を減らします。とはいえ、1日2食にしたりとか、きっちり量を計ってというところまではやらない。

意識したのは「おなかがいっぱいになるまで食べない」こと。

1日3食、ごはんやおかずを腹いっぱいたべていたところを、まだお腹がすいているなぁくらいで止める。これだけです。イメージ的にはそれまでの量の5~7割くらいでしょうか。間食にも特に制限なし。ただ、食べ過ぎたらもちろんNG。

 

初めてすぐは「腹減ったなぁ」と思いましたが、それも2、3日程度。

1週間くらい続けたら、逆にその状態が普通で、その感覚が心地よい(?)感じになってきました。

 

効果は大体2週間くらいで出てきました。

もとは来年の検診で数値が改善すればいいなといったノリで始めてましたが、アトピーの症状がはっきり改善。それまでの内側からあがってくるようなかゆみがなくなり、保湿剤やステロイドを使わなくても、ブツブツの無いつるんとした肌になりました!!

無意識にぼりぼり体を掻くことも激減したかな。

まさに夢のよう!!

 

とはいえ、油断して食べる量が増えたり、飲み会なんかで脂っこい料理&アルコールを4、5杯飲むと、2、3日後に体が痒くなってきます。決して完治したわけではない。

でも、アトピーを自分である程度コントロールできるようになったのは劇的進歩!!

 

 

◆考察

はじめに夢の話をしましたが、アトピーやアレルギーを活性化させないためには、かれら免疫システムに「過剰な」エネルギーを与えないことが重要だと思います。

アトピーの活性化エネルギー」は、「体に入ってくるエネルギー(食べ物)」から「体から出ていくエネルギー(運動)」を引いた残りになる感じです。

だから、IN(食べ物)を減らして、OUT(運動)を増やせばアトピーやアレルギーが活性化できなくなくなってくる、そんなイメージです。

 

やってみて食事量の制限は効果あるのかなと思います。

40過ぎてから明らかに代謝が下がっている(エネルギーが体内に蓄積されやすくなっている)にもかかわらず、若い時と同じくらい食べていました。。。

「お腹がいっぱいにならないとなんだか食事をした気がしない」そんな感覚をもっていたけど、おなかいっぱい食べる必要性って特にないのですよね。むしろ必要以上のエネルギーは害にしかならないなと。。。

それと僕の場合アルコールを飲むとかゆみが出やすくなる傾向にあるようなので、アルコールもできるだけ減らすようにしました。

 

あと運動。

食事した時のカロリーや運動した時の消費カロリーが、いろんなサイトで掲載されてますが、アトピーの活性化エネルギーは純粋なカロリーでは測れない気がします。

例えば、1時間のウォーキングで150~300kcal消費とか言われてますが、これはお茶碗1杯分のカロリーと同じくらいにしかなりません。じゃぁ茶碗1杯分減らせば同じか?というと、僕の体で試してみたところ、そうではないみたい。

ちょっとのウォーキングやちょっとのジョギングでも、やるのとやらないのとでは体に出るかゆみの量が明らかに違うので、単純なカロリーで計算できるものでは無いような気がします。

運動量は体形とか筋肉量とか年齢とかによって変わってくるのでしょうが、目安としては1カ月くらい無理なく続けられる程度で良いかなと思います。(感覚的に量を増やすよりも、続けられるかどうかのほうが重要っぽい気がする)

 

 

思い返してみると、アトピーがひどくなかったのは、「中高生で思い切り体を動かしていた時期」や「お金が無くてご飯をあまりたべてなかった時期」で、逆に「結婚して栄養いっぱいの食事を腹いっぱい食べるようになった時期」や「仕事等で運動量が明らかに減った時期」がアトピーがひどくなってきてます。ここ最近は代謝も落ちているのでさらに一層、、という感じですね。

 

おそらく花粉症とかのアレルギーも同じじゃないかな??

もちろん一般論なんかでは無いし、論文に載っているわけでもないトンデモ理論ですが、僕の体ではこの理論が成立してるっぽい。